
状況の確認
ガードレールにこすった線傷です。その他の凹みや補修履歴、キズ、ヘコミの状況をしっかり確認します。

旧塗膜の剥離(はくり)
裏から工具の入らないところなので、元の塗装を剥がしてワッシャーを溶接する為に鉄板をむき出しにします。

板金作業
ワッシャーをボディに溶接して、へこんだ部位を引っ張ります。

板金作業終了
あまりパテに頼りすぎると、納車後2、3ヶ月すると塗装面が痩せてきて変形しますので、できるだけパテに頼らず鉄板を平らにします。

パテ付け
だいぶ平らになりましたので仕上げ用の細かいパテを薄く平らに盛ります。

パテ砥ぎ、マスキング
パテを平らにしたら、細かいキズを埋める為にサフェーサーという下地塗料を塗ります。大事なお車が汚れないようにビニールでマスキングをします。

サフェーサー塗装完了
実際の塗料ののりが良くなるように似たような色のサフェーサーを吹きます。

塗装作業
塗装ブースにお車を入れて、もう一度マスキングして実際に塗装作業に入ります。ゴミやムラに気をつけて新車を目指して塗装します。

塗装終了
写真では分かりづらいですが、ほぼ新車みたいに塗り上がりました。

修理完了
塗装後の乾燥時にどうしてもついてしまう小さなブツを削って、磨いて修理完了です。
どうですか?多分同業者の方でもわかるほどの仕上がりです。